インタビューA
吉田 翔太
YOSHIDA Shota
2020年5月入社:中途採用
北海道大学理学部数学科卒
前職:塾講師
IT業界とはあまり関連のない塾講師の仕事を6年ほどやっていました。
主に小学生の算数・理科、中学生の数学を担当しており、教室運営の教室長や数学科主任業務も任されていました。
塾業界にもIT化が進み、アプリを使って家庭学習を補助する目的から、中学生には1人1台タブレットが導入されていました。
タブレットには数学の一問一答形式のアプリがありましたが、使い勝手に課題があり、これを使って子どもたちの数学の力が上がるかどうか半信半疑のなか利用していました。
子どもたちへの宿題として、紙のテキストを何ページ分、タブレットアプリのここからここまでを。という課題を出していたのですが、大半の子はタブレットアプリはあまりやってきませんでした。
まわりの先生方の反応でもうまく活用できていない印象で、「自分がこのアプリを作るならこうする」と思っていたのがきっかけです。
キロルに転職した大学からの知り合いのSさんと話をしていたところ、転職してみたらとキロルを勧められ、試しに受けてみたのがきっかけです。
タブレットアプリの件で思うところもあり、漠然とした興味が動機だったのかもしれません。
第1子の出産を間近に控えての転職でしたが、勤務時間や休日設定などの条件面も良く、未経験業界への転職に対する妻からの反対もありませんでした。
キロルのWebサイトを見て、独自で自社アプリを展開しており、自由度が高い会社だと感じました。
会社の規模も大きすぎず、メンバー紹介で顔も見ることができ、勉強会動画、写真風景、研修的もいろいろやっているようで、会社の雰囲気を感じることができました。
入社後に研修が1ヶ月あり、その後プロジェクトに参画しました。
ITは未経験、プライベートでアプリを作った経験もなく、パソコンに触れる機会も多くなかったこともあり、プログラミング経験がゼロの状態でのスタートでした。
プロジェクトに参画して最初に行った仕事は、ドキュメントの作成・テスト業務でした。
全てが未経験ながらもリーダーや先輩に丁寧に教えていただき、なんとか業務についていけました。
その後、3ヶ月くらい経ったあたりで軽微なプログラムの修正なども任されるようになりました。
プロジェクトの取引先の業界知識や開発中のシステムの知識をリーダーや先輩にレクチャーしていただきながら、少しずつプロジェクトにも慣れていきました。
半年くらい経つと、Android開発をメインでやってほしいということで実装を任せられるようになりました。
今振り返ってみると、自分のレベルに合わせて着実にステップアップ・レベルアップできるような仕事の振り方をしてもらっていたのだと思います。
自分が設計・実装した部分がテストも通って、アプリという形になるところにシステム開発の楽しさを感じます。
初めて開発に携わったシステムが2022年夏にリリースされましたが、その時はやりきった達成感のようなものを感じました。
自分たちが作り上げたものが市場に出回り、誰かの役に立っているのかなと思うとやりがいを感じます。
現在携わっているプロジェクトはAndroid開発の他、Webアプリケーションの開発やAPIの開発、クラウドとの連携も行っており、さまざまな技術に触れることができます。
自分はメインではAndroidの開発を担当していますが、フロントエンドやバックエンドの軽微なプログラムの修正も任せてもらえたり、クラウドを使用したシステム運用の流れを経験する中で、自分の知識・スキルの幅を広げていくことができる点にも魅力を感じます。
プロジェクト業務以外にもメンバーのスキルアップを目的とした社内グループワークも定期的に行っています。
グループワークはプロジェクトチームとは別のメンバーで行うため、別プロジェクトの人たちとの意見交換ができます。
プロジェクトの垣根を越えてコミュニケーションができ、さまざまな刺激をもらえます。
自由度の高さですね。自分はまだ提案したことはないですが、こんな勉強会がやりたい!といった意見を実際に取り入れてくれたり、自分のやりたいことや挑戦してみたいことに対するレスポンスがいい環境だなと感じます。
今後は自分も何か提案してみたいと思っています。
まずは、なにを任されても担当できるスキルを身につけること。
そして、将来的にはそれをどんどん周りに波及していきたいです。
前職での経験に関連しますが、例えば「研修の担当」なども任せて頂けるぐらいのスキルを身につけたいです。
自分は未経験の中途入社で、知識やスキルの無さから覚えることも多くありましたが、キロルの人たちは自分から質問すると丁寧に教えてくれる人ばかりです。
未経験での入社は不安なこともたくさんあるかもしれませんが、自分から知識を得ようとする姿勢があれば、ガンガン成長できる会社だと思います。